大卒での公務員試験勉強法!独学、理系でも難易度を下げる勉強法
大卒の公務員試験を受ける場合には高卒よりも難易度が高くなってきます。
しかし入職後の出世や待遇は良くなるので、公務員になるというイメージを強くもってコツコツと合格に向けて勉強していくようにしましょう。
大卒での市役所での公務員試験の難易度
地方上級とともに人気の市役所の公務員試験ですが、その難易度はなかなかのものです。
市役所といっても自治体や地域によってかなり難易度に違いがありますが、
政令都市 教養試験、専門科目など科目も多く難しい
地方 教養試験だけのところもあり比較的試験範囲は狭め
となっています。
とはいっても競争率は非常に高いというところが多く、得点をしっかりと取れるようにしなければいけません。
面接もあるかと思いますが、筆記で得点が低いと面接で逆転できないために不合格になることも少なくありません。
大卒で市役所に合格という場合にはその地方の国立大卒の人が競争者になってきますので、このあたりの人とひけを取らない点数を取れるようにならないといけません。
とはいえ私立大でも難関とまでいかなくても合格は可能な難易度といって良いです。
前提としては正しい勉強方法を一定期間できればということは必要です。
目安としては
勉強時間 最低1000時間以上
勉強期間 10か月程度以上
というところになるのではないかと思います。
一般、警察、市役所!大卒での公務員試験の難易度を比較
市役所については上のようにやる気次第では難関大学に入るよりも簡単といって良いわけですが、他の大卒公務員と比較すればどのような位置づけになるかも木になる人は多いのではないでしょうか?
地方上級 = 国家一般 > 市役所 > 大卒警察官
というような順番になります。
地方上級は合格者の平均勉強時間は1500~2000時間といわれていますが、1年超かかる時間数となります。
とはいえ学力のある人だと真剣に大学受験のように勉強できれば1年で十分に合格は狙えます。
大卒独学での公務員試験勉強法
国家公務員という場合には難関国立大の人でも通常予備校に通って専門的に勉強するので独学は無謀といって良いです。
しかし地方上級以下ですと独学でも勉強方法さえしっかりとしていれば合格は可能なものが多いです。
また通信教育を検討する人もいるかもしれませんが、通信教育であれば費用と内容や情報量というのはある程度比例してきます。
個人的には10万以下の通信教育ではあまり合格者はいないというイメージが強いので、ここまでの費用を支払うのであればもう少し高い通信にするか、一層のこと通学の予備校にしたほうが良いと思います。
安い通信講座はただ参考書を送ってくるだけというイメージも強く、極論をいえば市販の参考書で少し良いものを選択できれば大差ないといって良いのです。
おすすめは通信講座でもDVD講座のついているものです。
講義を聞くような感じで内容を頭に入れていけるので、通信講座にこだわる場合にはこのような条件を満たすものを選択していってほしいと思います。
おすすめ大卒での公務員試験過去問題集の本
独学となると参考書、問題集がセットで必要となってきます。
まず過去問の問題集ですが、いくつかあってどれが良いのか迷うのではないでしょうか?
公務員試験の過去問についてはまず一択といっても良いほどで、
公務員試験 新スーパー過去問ゼミ
が良いでしょう。
その理由としては
合格者も多く使用している
解説が豊富で熟読するだけで参考書を読むのに近い実力をつけていけること
出版社にノウハウがあり公務員試験での頻出問題を網羅していること
というようなものがあります。
デメリットとしては科目ごとに1冊となっていてそれぞれ費用がかかることです。
すべての科目を揃えるのに数万かかるのがデメリットかと思います。
理系大卒で公務員試験での勉強法
理系でも市役所、地方上級を目指す人もしばしばいるわけですが、専門科目などでは文系の人と比較すれば不利といえます。
ただし理系卒でも知識ゼロからでも合格している人はそこそこいるので本人のやる気次第といえます。
また理系でも独学でも地方上級や市役所合格者もそこそこいますので、学力にもよりますが絶対に予備校が必要というほどでもありません。
合格者の使用している参考書、問題集をまず知ること
参考書の読み込みからスタートさせるのでなく問題集を解くことを勉強方法のメインにする
間違えた箇所、選択肢の解説を熟読し、必要であればその箇所の参考書も読むこと
当然、最初のうちはまったく正解もできないでしょうし、また正解しても意味もわからないということも多いはずです。
しかし解説や参考書を読むことで次第に知識が定着していきますので、問題集を3回程度解くと正誤について根拠も含めて理解できるようになってくるはずです。
公務員試験では学問をするということでなく、選択肢の正誤をわかれば良い試験です。
最悪二択まで絞れれば正解率は50%で、すべての問題をここまで絞れるようになっても合格することもあるのです。
問題を解き、慣れながら力をつけるというのが最速の勉強法といえるでしょう。
この勉強法は理系の人だけにいえることではありません。
大卒の公務員試験での論文の難易度
公務員試験では自治体などによっては小論文を課すこともあります。
あまり小論文に触れたことのない人は困惑してしまうかもしれませんが、小論文は劇的に点数で差がつく試験でもありませんし、苦手という人でも平均点を狙うというような方針で対策をしていくと良いでしょう。
行政についての時事問題をある程度把握しておく
読みながら自分なりに問題意識をもって考える訓練をしておく
ただし政府批判などの考えを書くと落ちる人が多いので、意見と批判とは違うというようによく理解しておいてください。
公務員というのは市民からのクレームを受ける側にあるので、むしろコミュニケーション能力やストレス耐性などが必要な立場です。
時事問題についてであれば
仮説
根拠
結論
というような理路整然とした書き方をしていけるようになると良いでしょう。
公務員試験に独学で短期合格する方法
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